
パナソニックのブルーレイディスクプレーヤーを検討していて、「DMP-BD90-K」と「DMP-BD90」という2つの型番を見つけて困惑していませんか?

「なんで型番が2つあるの?」
「どっちを選べばいいの?」
「性能に違いはあるの?」
そんな疑問をお持ちの方に朗報です。実は、この2つの型番に性能や機能の違いは一切ありません。「-K」というのは単純にカラーバリエーションを示しているだけなんです。

出典:楽天市場
今回は、DMP-BD90-KとDMP-BD90の違いについて、仕様の詳細から購入時の注意点まで、分かりやすく解説していきますね。
DMP-BD90-KとDMP-BD90、実は同じ製品です
まず結論からお伝えすると、DMP-BD90-KとDMP-BD90は全く同じ製品です。
パナソニックでは、製品のカラーバリエーションを区別するために、型番の末尾に特定の文字を付けています。この場合の「-K」はブラック(Black)を意味しているんです。
パナソニックの型番ルールを知っておこう
パナソニック製品の型番末尾には、こんなルールがあります:
- -K:ブラック(Black)
- -S:シルバー(Silver)
- -W:ホワイト(White)
つまり、DMP-BD90-Kは「DMP-BD90のブラックモデル」ということになります。ただし、この製品はブラック1色のみの展開となっているため、実質的にDMP-BD90とDMP-BD90-Kはまったく同じものなんです。

「なんだ、そういうことか!」と思われた方も多いのではないでしょうか。型番が2つあると、つい性能に違いがあるのかと思ってしまいますよね。
詳細仕様を比較してみました
念のため、両モデルの仕様を詳しく見てみましょう。当然ですが、全く同じです。
基本仕様
| 項目 | DMP-BD90-K | DMP-BD90 |
|---|---|---|
| カラー | ブラック | ブラック |
| 電源 | DC12V 0.8A | DC12V 0.8A |
| 消費電力 | 6W | 6W |
| サイズ | 245×38.5×175mm | 245×38.5×175mm |
| 質量 | 0.8kg | 0.8kg |
見ての通り、すべて同じですね。このコンパクトなサイズと軽量設計が、このプレーヤーの魅力の一つでもあります。
再生可能メディア仕様
どちらのモデルも、以下のメディアに対応しています:
BD-RE Ver.2.1(片面1層/2層)
BD-R Ver.1.1/1.2/1.3(片面1層/2層)、Ver.1.2LTH/1.3LTH(片面1層)
DVD-Video[BONUSVIEW]
DVD-RW/+RW(ファイナライズ済)
DVD-R/+R(ファイナライズ済)
DVD-R DL/+R DL(ファイナライズ済)
CD(CD-DAフォーマット)
CD-R/RW(CD-DA、各種ファイル形式対応)
画像:JPEG
音声:MP3、WAV、FLAC、WMA、AAC、ALAC、DSD
動画:MKV

これだけ多くのフォーマットに対応していれば、普段使いで困ることはまずないでしょう。特にFLACやDSDなどのハイレゾ音源にも対応しているのは嬉しいポイントですね。
接続端子仕様
接続端子についても、当然ながら両モデル同じです:
- HDMI端子:1系統
- USB端子:1系統
シンプルな構成ですが、必要十分といったところでしょうか。
購入時に知っておきたい重要なポイント
同じ製品だと分かったところで、購入を検討される方に重要な情報をお伝えしておきます。
HDMIケーブルは付属していません
これ、結構重要なポイントなのですが、DMP-BD90にはHDMIケーブルが付属していません。
「え、ブルーレイプレーヤー買ったのにケーブルがない!」なんてことにならないよう、事前に準備しておくか、一緒に購入することをおすすめします。
最近は4K対応の高品質なHDMIケーブルでも、1,000円程度で購入できるので、それほど負担にはならないと思います。
価格は販売店によって異なります
DMP-BD90-KとDMP-BD90、どちらを選んでも同じ製品なので、価格の安い方を選べば問題ありません。
2025年4月時点の参考価格:
- Amazon:13,970円前後
- 楽天市場:13,103円前後
ただし、これらの価格は変動しますので、購入時には最新の価格をチェックしてくださいね。
実は後継モデルが登場しています
ここで一つ重要な情報をお伝えします。実は、DMP-BD90-Kは既に廃盤となっており、2024年10月にDMP-BD90S-Kという後継モデルが発売されています。
もし新品での購入を検討されている場合は、後継モデルのDMP-BD90S-Kも選択肢に入れてみてはいかがでしょうか。基本的な機能はそのままに、細かな改良が加えられている可能性があります。
高速起動が魅力のコンパクトプレーヤー
DMP-BD90シリーズの大きな魅力は、なんといってもコンパクトサイズと高速起動です。
245×38.5×175mm、重量わずか0.8kgという小型軽量設計で、テレビ台のちょっとした隙間にも置けちゃいます。一人暮らしの狭い部屋でも場所を取らないのは本当にありがたいですよね。
さらに、電源を入れてからすぐに操作できる高速起動機能も搭載。「映画を見よう!」と思い立った時に、待たされることなくサクサク使えるのは現代のライフスタイルにピッタリです。
よくある質問にお答えします
Q: どちらの型番を購入すればいいですか?
A: どちらを選んでも全く同じ製品です。在庫状況や価格を見て、お得な方を選んでください。
Q: 中古で購入する場合の注意点はありますか?
A: 中古の場合も型番による性能差はありません。ただし、HDMIケーブルや説明書の有無、動作確認の状況などを事前にチェックしておくと安心です。
Q: 4K映像の再生はできますか?
A: DMP-BD90は4K再生には対応していません。4K映像を楽しみたい場合は、上位モデルを検討してみてください。
まとめ:安心して好きな方を選んでください
いかがでしたか?DMP-BD90-KとDMP-BD90の違いについて、詳しく解説してきました。
重要なポイントをもう一度まとめると:
- DMP-BD90-KとDMP-BD90は完全に同一製品
- 「-K」はブラックカラーを示すだけの型番表記
- 仕様、機能、性能に一切の違いはなし
- HDMIケーブルは別途購入が必要
- 現在は後継モデルDMP-BD90S-Kが販売中
型番が2つあることで混乱してしまいがちですが、実際は非常にシンプルな話だったというわけですね。
購入時は価格と在庫状況を確認して、お得な方を選べば間違いありません。コンパクトで使いやすいこのブルーレイプレーヤーで、映画鑑賞をぜひ楽しんでくださいね!

HDMIケーブルの準備だけは忘れずに!



