パナソニックのワイヤレステレビドアホン「VS-SGZ20L」と「VS-SGE20LA」。
型番が似ているため、どちらを選べばいいか迷っている方も多いのではないでしょうか。
この記事では、2つのモデルの違いを徹底比較し、購入の際の判断材料をご提供します。
【結論】違いはたった2つだけ!
先に結論からお伝えしますね。VS-SGZ20LとVS-SGE20LAの違いは、実はたった2つなんです。
違い1:販売ルートが違う
VS-SGZ20L:家電量販店やネット通販向けのモデル
VS-SGE20LA:電材店(工務店や電気工事店)向けのモデル

これ、パナソニックの販売戦略なんですよね。販売ルートによって型番を分けているだけで、中身は全く同じなんです。よくある話ですよね。
違い2:発売時期が少し違う
- VS-SGZ20L:2020年11月発売
- VS-SGE20LA:2022年10月発売
VS-SGE20LAの方が新しい型番なんですが、これは単純に後から電材店向けに追加されたモデルなので、性能が進化したわけではありません。

ここが重要なポイント:性能・機能・付属品はすべて同じです!つまり、価格が安い方を選べばOKということですね。
気になる価格を比較してみた(2025年10月最新)
さて、一番気になるのは価格ですよね。実際の価格を調べてみました。
現在の市場価格
| モデル | Amazon | 楽天市場 |
|---|---|---|
| VS-SGZ20L | ¥14,000〜 | ¥15,246〜 |
| VS-SGE20LA | ¥15,878〜 | ¥15,578〜 |
※価格は変動するので、購入時には最新価格をチェックしてくださいね。
結論:VS-SGZ20Lがおすすめ
価格を見ると、VS-SGZ20Lの方が全体的に安いことが分かります。しかも、一般向けなので流通量も多く、在庫切れの心配も少ないんですよ。
両方ともAmazonや楽天などのネット通販で買えるので、正直、VS-SGZ20Lを選んでおけば間違いないです。性能は同じですからね。
VS-SGZ20L/VS-SGE20LAの詳しいスペック
ここからは、両モデル共通のスペックを詳しく見ていきましょう。
親機(室内モニター)の仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 画面 | 約2.7型TFTカラー液晶 |
| 本体サイズ | 約123×80×24.5mm |
| 重さ | 約150g |
| 電源 | 専用ニッケル水素電池(品番:KX-FAN57) |
| 録画 | 3枚/件で最大100件 |
| 充電時間 | 12時間 |
| 通信方式 | 1.9GHz DECT準拠 |

2.7型って小さく感じるかもしれませんが、手に持って使うには十分なサイズです。それに、軽いので持ち運びもラクラク。充電台から外して好きな場所で使えるのが便利なんですよね。
玄関子機(カメラ部分)の仕様
| 項目 | 仕様 |
|---|---|
| 電源 | 単3形電池6本 |
| サイズ | 約131×99×37.2mm |
| 重さ | 約240g |
| カメラ画角 | 水平約70°/垂直約53° |
| 最低照度 | 1ルクス(50cm) |
| 防水防塵 | IP44 |
| ライト | LED搭載 |

玄関子機は単3電池6本で動くので、配線工事が不要なんです。これが最大の魅力!賃貸住宅でも気軽に設置できますよ。
電池の持ちはどうなの?
これ、けっこう重要ですよね。電池がすぐ切れたら面倒ですから。
- 標準モード:最大6ヶ月
- セーブ1モード:最大12ヶ月(モニター機能ON)
- セーブ2モード:最大24ヶ月(モニター機能OFF)
※1日10回、1回30秒の使用を想定した場合
なんと、セーブ2モードなら最大2年も持つんです!旧機種のVL-SGD10Lと比べて約2倍も長持ちするようになったそうです。これは嬉しい進化ですよね。
ここがいい!5つの魅力的な特徴
実際に使う上で、どんなメリットがあるのか見ていきましょう。
1. 配線工事が不要で設置がめちゃくちゃ簡単
これが一番の魅力です!ワイヤレスなので、面倒な配線工事が一切不要なんです。
- 業者を呼ぶ必要なし
- DIYで設置できる
- 賃貸でも使える
壁に穴を開けたくない方や、賃貸住宅にお住まいの方には特におすすめです。工事費もかからないので、初期費用も抑えられますよ。
設置の注意点
- 親機と子機は見通し距離100m以内で
- 金属製のドアや壁があると電波が届きにくいことも
- 玄関子機は雨が直接当たらない場所に
2. 電池が長持ちで交換の手間が少ない
「電池式って、すぐ交換しなきゃいけないんじゃない?」と心配な方、安心してください。
おすすめは断然エネループです。パナソニック純正のエネループを使えば、繰り返し充電できるので経済的。それに、アルカリ電池よりも長持ちするんですよね。
親機は専用のニッケル水素電池で、充電台に置いておけば自動で充電されます。スマホみたいな感覚で使えますよ。
3. 留守中も安心の録画機能
これ、地味に便利なんです。留守中に誰が来たか、ちゃんと記録してくれるんです。
- 来訪者を自動で録画
- 1回の来訪につき3枚の静止画を保存
- 最大100件まで記録可能
- 停電しても録画データは消えない
宅配便の不在票が入っていても、「どんな人が来たのかな?」って確認できるので安心です。防犯面でも心強いですよね。
4. 夜でもしっかり見える防犯性能
夜間の来訪者、ちゃんと顔が見えないと不安ですよね。でも大丈夫。
- LEDライト搭載で暗闇でも明るく照らす
- 最低1ルクスの照度で撮影可能
- IP44相当の防塵・防水性能で雨にも強い
夜に宅配便が来ても、しっかり顔を確認してから対応できます。これ、防犯上すごく大事ですよね。
5. 操作が簡単で誰でも使える
高齢のご両親にプレゼントする方も多いそうですが、操作が簡単なので安心です。
- 約2.7型のカラー液晶で見やすい
- ボタンが大きくて分かりやすい
- 電池残量も画面に表示される
私の親も「これなら使える」って言ってました(笑)。直感的に操作できるのは本当に大事ですよね。
実際の口コミ・評判をチェック
Amazonや楽天のレビューを見て、実際の使用感をまとめてみました。良い点も気になる点も、正直にお伝えしますね。
良い口コミ・評判
気になる口コミ・評判
正直な意見も見てみましょう。

→ これは建物の構造によるものなので、購入前に設置場所の確認は大事ですね。

→ 大画面モデルもありますが、その分価格は上がります。バランスですね。

→ 後ほど紹介する補助金を使えば、かなりお得になりますよ!
口コミから分かること
全体的には高評価が多い印象です。特に「設置の簡単さ」と「電池の持ち」が好評。配線工事不要の手軽さが支持されているようですね。
気になる点としては、建物の構造による電波の問題や画面サイズですが、これは事前に確認しておけば問題なさそうです。
リコール情報は大丈夫?安全性をチェック
購入前に気になるのが、リコール情報ですよね。過去に問題があった製品は避けたいものです。
リコール情報の確認結果
2025年10月現在、VS-SGZ20LとVS-SGE20LAに関するリコール情報はありません。
両モデルとも2020年〜2022年に発売されて数年経っていますが、重大な不具合の報告はないようです。これは安心材料ですね。
安全性について
パナソニックの製品なので、品質管理はしっかりしています。
- パナソニックの厳しい品質基準をクリア
- IP44相当の防塵・防水性能で屋外使用も安心
- 難燃性ABS樹脂を使用(火災リスクを低減)
- 1.9GHz DECT準拠方式で安定した通信
家電製品を選ぶ時、やっぱり大手メーカーの安心感は大きいですよね。
リコール情報の確認方法
念のため、定期的にリコール情報をチェックする習慣をつけておくといいですよ。
- パナソニック公式サイトの「重要なお知らせ」
- 消費者庁のリコール情報サイト
- **製品安全センター(NITE)**のウェブサイト
万が一、将来的にリコールが出た場合も、これらのサイトで最新情報が確認できます。
補助金でお得に購入できるかも!
実は、このドアホン、地域によっては補助金の対象になるんです。知らないと損ですよ!
防犯対策補助金って何?
自治体が防犯対策を推進するために、防犯カメラやインターホンの設置費用を補助してくれる制度です。
- 地域によって最大で費用の2/3程度が補助される
- 自治体によって制度の有無や金額が異なる
- 申請は基本的に設置前か設置直後
私の知り合いは、この補助金を使って実質1万円以下で購入できたそうです。羨ましい…!
補助金申請の流れ
- **パナソニックの「DENZAI TERASU」**で検索
- お住まいの地域の補助金情報が確認できます
- 自治体の窓口に問い合わせ
- 詳しい条件や申請方法を確認
- 必要書類を準備して申請
- 見積書や設置写真が必要な場合も
注意点
- 補助金には予算があるので、早めの申請がおすすめ
- 事前申請が必要な自治体も多い
- 申請期間が限定されている場合がある
ちょっと手間はかかりますが、数万円の補助が出るなら申請する価値はありますよね。まずはお住まいの自治体に確認してみてください。
DIYで設置する方法(思ったより簡単!)
「自分で設置できるかな…」と不安な方、大丈夫です。実は意外と簡単なんですよ。
準備するもの
- 本体セット(親機・玄関子機・付属品)
- 単3形電池6本(玄関子機用)
- プラスドライバー
- できればエネループ(経済的でおすすめ)
設置の手順
ステップ1:玄関子機の取付位置を決める
まず、どこに取り付けるか決めましょう。
- 目の高さより少し低め(140〜150cm)がおすすめ
- 雨が直接当たらない場所
- 訪問者が押しやすい位置
ステップ2:取付ねじで固定
付属のネジで壁面に取り付けます。電動ドライバーがあると楽ですが、手回しでも10分くらいで終わります。
ステップ3:電池を入れる
単3形電池6本を玄関子機にセット。ここでエネループを使うのがおすすめです。
ステップ4:親機を設置
室内の充電台を置いて、専用ニッケル水素電池を充電。最初は12時間の充電が必要です。
ステップ5:通信テスト
実際に玄関子機のボタンを押して、親機に映像が映るか確認。これで完了!
設置時の注意ポイント
- 親機と子機の距離は見通し100m以内
- 金属製のドアや厚い壁があると電波が届きにくい
- 設置前に通信テストをしっかり行う

DIY初心者でも1時間かからず設置できます。説明書も分かりやすいので、安心してください!
購入前に気になることをまとめてみました。
Q1:VS-SGZ20LとVS-SGE20LAのどちらを買うべき?
A:性能は全く同じなので、価格が安い方を選びましょう。
一般的にVS-SGZ20Lの方が流通量が多く、価格も安定しています。特にこだわりがなければVS-SGZ20Lでいいと思いますよ。
Q2:賃貸住宅でも使える?
A:はい、問題なく使えます。
配線工事が不要なので、壁に穴を開けたりする必要がありません。ネジで固定する程度なので、退去時も簡単に原状回復できます。ただし、賃貸契約によっては管理会社への確認が必要な場合もあるので、念のため確認しておくと安心ですね。
Q3:エネループは使える?
A:むしろ推奨されています。
パナソニック純正のエネループを使えば、繰り返し充電できて経済的です。アルカリ電池よりも長持ちするので、交換の手間も減りますよ。私も最初からエネループを使っています。
Q4:電池はどのくらい持つの?
A:使用頻度にもよりますが、最大24ヶ月持ちます。
セーブ2モード(モニター機能OFF)なら最大24ヶ月、セーブ1モード(モニター機能ON)なら最大12ヶ月、標準モードでも6ヶ月は持ちます。1日10回くらいの使用なら、半年〜1年は大丈夫ですよ。
Q5:夜でもちゃんと見える?
A:LEDライト搭載で暗闇でもバッチリ見えます。
玄関子機にLEDライトが付いているので、夜間でも来訪者の顔をしっかり確認できます。防犯面でも安心ですね。
Q6:録画機能はあるの?
A:あります。しかも自動で録画してくれます。
来訪者があると自動で3枚の静止画を記録。最大100件まで保存できます。留守中に誰が来たか後から確認できるので便利ですよ。停電してもデータは消えません。
VS-SGE20Lとの違いも確認しておこう
ちなみに、型番が似ている「VS-SGE20L」(末尾にAがないモデル)というのもあります。これ、ちょっとややこしいんですよね。
VS-SGE20LとVS-SGE20LAの関係
- VS-SGE20L:2020年11月発売(初代)
- VS-SGE20LA:2022年10月発売(後継モデル)
末尾に「A」が付いただけで、性能や機能は全く同じです。単純にマイナーチェンジで型番が変わっただけなんです。
なので、もし店頭やネットでVS-SGE20Lを見かけても、VS-SGE20LAと同じものだと思って大丈夫ですよ。在庫処分で安くなっていたらラッキーかもしれませんね。
他社製品と比べてどうなの?
「パナソニック以外の選択肢もあるんじゃない?」と思う方もいますよね。簡単に比較してみましょう。
同価格帯の競合製品
- アイホンのワイヤレスドアホン
- パナソニックの他モデル
- その他メーカーの製品
VS-SGZ20Lの優位性
- 電池持続時間が長い 最大24ヶ月というのは、この価格帯ではかなり優秀です。
- パナソニックブランドの安心感 やっぱり大手メーカーの製品は、サポートやアフターケアが充実していますよね。
- 補助金の対象になりやすい 自治体の補助金は、パナソニック製品が対象になっているケースが多いです。
- ユーザーレビューが多い 人気モデルなので、実際の使用感が確認しやすいのも安心材料です。
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まとめ:結局どっちを選べばいい?
長々と説明してきましたが、最後にポイントをまとめますね。
選び方のポイント
- 性能は全く同じ → 価格で選んでOK
- VS-SGZ20L推奨 → 流通量が多くて入手しやすい
- 補助金をチェック → 実質負担を大幅に減らせる可能性あり
こんな人におすすめ
- 配線工事をしたくない、できない人
- 賃貸住宅にお住まいの人
- 防犯対策を手軽に始めたい人
- 電池式で長持ちするモデルを探している人
- DIYで設置したい人
- 高齢の家族にプレゼントしたい人
購入前にやっておくこと
購入ボタンを押す前に、これだけはチェックしておきましょう。
- [ ] 自治体の補助金制度を確認(数万円お得になるかも!)
- [ ] 設置予定場所の電波状況を確認(金属ドアは要注意)
- [ ] 取付位置が適切か確認(高さや雨対策)
- [ ] VS-SGZ20LとVS-SGE20LAの価格を比較
- [ ] エネループを一緒に購入するか検討
私の結論
正直言って、VS-SGZ20LとVS-SGE20LAの違いは販売ルートだけなので、価格が安い方を買えばいいというのが結論です。
多くの場合、VS-SGZ20Lの方が安く、流通量も多いので在庫切れの心配も少ないです。Amazonや楽天で普通に買えるのも便利ですよね。
それに、補助金制度を使えば実質1万円台前半で購入できる可能性もあります。これはかなりお得ですよ。
配線工事不要で、DIYで簡単に設置できて、電池も長持ち。しかも録画機能や夜間照明まで付いている。この価格帯でこれだけの機能があれば、十分満足できると思います。
「どっちにしようかな…」と迷っている方は、まずはお住まいの自治体の補助金制度を調べてみることをおすすめします。それで予算が決まったら、その時点で安い方を選べばOKです。

防犯対策は早めに始めた方がいいですからね。この機会にぜひ検討してみてください!
一緒に買っておきたいもの
- パナソニック エネループ 単3形 4本パック (ハイエンドモデルBK-3HCD/4Hがおすすめ)







